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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/02/17 

Vol.81  「暖冬」

執筆 院長 小林真哉

足助病院に16年ほど勤務しておりますが、今年の冬の穏やかなこと。
気候が比較的暖かく穏やかなので、肺炎・心不全・脳血管・心血管疾患の患者さんも少なめで病院は落ち着いています。
実感的にもスタッドレスタイアの恩恵に与かることもなく過ごしていますし、厚手のダウンコートもほぼ着る機会がありません。
まさに暖冬なのだなということで調べてみました。

2020年2月3日に気象庁は、1月の東日本と西日本の平均気温が過去30年間(1981~2010年)の平年値を2.5度以上も上回り、1946年に統計を取り始めてから最も高かったと発表しました。
1月の平均気温は平年に比べ東日本で2.7度、西日本で2.8度高く、これまでの1月の最高記録だった1989年よりそれぞれ0.5度上回ったようです。
降雪量も日本海側全域で統計開始の61年以降、1月としては最も少なかったそうです。
近隣の茶臼山では、2020年2月6日のブログで滑走が可能になったとのお知らせがありました。2018年は12月29日営業再開との記載がありましたので、一か月以上遅いことになるのでしょうか?
雪不足は日本だけの問題ではないようで、2020年2月8日はスキージャンプWCの開催地のオーストリアのヒュンセンバッハでも降雪がなく、ジャンプ台近辺だけの雪で競技が行われているのをTVで見ました。世界的な現象なのだなと改めて感じました。

日本は春夏秋冬、四季折々の風物詩・食べ物等が豊かな国ですが、異常に暑い夏、暖かい冬と今までの体調管理では少々勝手が違ってきました。

皆様、日々の気候変動・気温変化に留意して健やかにお過ごしください。
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