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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/03/19 

Vol.89  「足助病院と共に歩んだ想い  ~地域・病院を支えた職域として~」

執筆 院長 小林真哉

今年度退職を迎える職員にお願いした地域・職員向け講話のタイトルです。

令和二年一月の初旬、
職員:「院長 3月の後半に講演をお願いします」
とのこと。
基本、講演等のお話することが大好きな私は

私:「はい いつどんな会だった」
職員:「足助村塾の拡大版です。」
私:「いつものですね・・・わかりました。」
と 院長室に戻る間もなく降りてきたのです。例のやつが・・・
私:「あっ。降りてきたわ。」
職員:「えっ?」(やばい・・・との表情)
私:「今年度の締めくくりで、足助病院を退職する代表の方々に今までの想いをお話してもらいましょう。地域の方々、職員、自分自身のために」
職員:「演題は・・・」(やばい 自分も含まれているわ。いや、むしろ院長は確信犯だ。自分を直視してるわ・・・)
私: 「勿論、一緒に降りてきましたよ。足助病院と共に歩んだ想い ~地域・病院を支えた職域として~  です」
職員:「いいですね。わかりました。情報共有します」(満面の笑顔で?)

我ながら素敵な企画が降りてきたなと悦に入りました。

我々は、厚生連・足助病院の中で一つ欠けても上手く組織運営がいかないとても重要な人材であり歯車であります。しかしながら、定年退職という時間はやってきます。そして新たな人材の導入で組織の再活性化につながります。
そう、誰もがいつの日か足助病院を去るときが来ます。
今、切に想います。現役時代は組織の歯車の一つであったとしても、そこを去った後、自分自身および仲間たちの人生を形作る歯車の一部に足助病院で過ごした日々が組み込まれるのであろうと、その日のために悔いなく過ごそうと。
厚生連という組織の中で40年を越えて勤務された職員の方々を院長として送り出す、最初の年度となりました。
創立来70年を迎えたJA愛知厚生連足助病院の歴史の中で40年間がんばられ、本当にご苦労様でした。
そしてありがとうございました。これからも心身の健康に留意して〝My Way〟を邁進してください。
たまに、我々を思い出して。

※今日3/19は彼らの送別会の予定で、3/21土曜日が足助村塾拡大版の予定でしたが新型肺炎対策にて集会が中止になりました。
 いつの日か必ず開催したいと思います。その時はまたご連絡申し上げます。
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