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診療科・部門紹介

Specialty

放射線技術科

○業務内容

放射線科では、X線・磁気を用いて検査を行っています。最新の機器を導入し、高次医療機関と変わらない質の高い画像情報を、少ない待ち時間で患者さんへ提供することができます。近年、放射線の身体への影響が心配されていますが、当院では医療被ばく低減施設認定を取得し、医療被ばくの低減・管理に努め、安全、安心、満足の医療を目指して、患者さんのお役に立てるように頑張っています。また、中規模病院ならではの素早いネットワークで、迅速に医師へ連絡し患者さんへ情報提供できるよう読影技術の向上にも努めています。

足助病院診療部門紹介

○認定施設

医療被ばく低減施設認定 第72号

「安心できる放射線診療」を患者さんへ提供するため、
公益社団法人日本放射線技師会が認定


足助病院は2017年5月に全国で72番目、愛知県内では10番目となる医療被ばく低減施設認定を取得しました。

足助病院診療部門紹介

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○認定技師

放射線機器管理士 2名
放射線管理士 2名
医療画像情報精度管理士 1名
胃がんX線検診読影部門B資格 2名
胃がん検診専門技師 2名
骨粗しょう症マネージャー 3名
検診マンモグラフィ撮影
認定診療放射線技師 2名
ピンクリボンアドバイザー 2名
Ai認定診療放射線技師 1名

○検査機器

・一般撮影室

一般撮影室は胸部・腹部・全身の骨・関節など一般的なレントゲン撮影をおこないます。

※検査時の注意事項
金属・ボタン・湿布・エレキバン・お守りなどはレントゲン写真に写ってしまいますので取り外して、検査着に着替えて頂く場合があります。また、妊娠している可能性のある患者さんは必ず医師・放射線技師に申告してください。

足助病院診療部門紹介

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天井移動型一般撮影装置 (日立製|Radnext50+Sx-A300)

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・CT室

CT(Computed Tomography)検査はX線を使って身体の断面を撮影します。CT装置の高性能化に伴い以前より低い放射線量での検査が可能となりました。一度の撮影で厚さ0.5㎜の細かな画像から任意の断面図を作成し、体内の様々な病巣を発見することができます。さらに、病気の箇所を明確にするために造影剤という薬剤を血管内に注入しながら撮影したり、撮影した画像を3D画像化することで、診療の補助に役立てています。

足助病院診療部門紹介

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・任意の断面を作成可能

骨折部位に合わせて任意の断面図を作成することで、診断に役立てます。

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※検査時の注意事項

金属・エレキバンなどはCT画像に写ってしまいますので取り外して、検査着に着替えて頂く場合があります。放射線技師の指示に従ってください。また、妊娠している可能性のある患者さんは必ず医師・放射線技師に申告してください。

64列マルチスライスCT(Canon製|Aquilion64 CXL)

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・MRI室

MRI(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像)検査は、強力な磁石でできた筒の中に入り、磁気の力で身体の臓器や血管を撮影する検査です。頭部・脊椎・血管系・四肢・腹部・前立腺・子宮などの部位では特に優れた画像診断を行うことができます。
MRI検査は放射線を使用しないため被ばくの心配はありませんが、撮影時に磁石が振動する事でとても大きな音が鳴ります。検査時間は10分~40分程です。長い時間安静にしている必要がありますが、近くで見守っていますのでご安心ください。

1.5T(テスラ)MRI (Canon製|Excelart Vantage Atlas)

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※検査時の注意事項

● 以下のものが体内に埋め込まれている場合は検査ができません 
・心臓ペースメーカー  ・人工内耳  ・金属製の人口心臓弁
・その他安全性を確認できない金属

また、身体から外すことのできる金属・電子機器などはすべて取り外して検査着に着替えて頂きます。また妊娠している可能性のある患者さんは必ず医師・放射線技師に申告してください。

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・乳房撮影装置(マンモグラフィ)

乳がんは女性が最もかかる可能性のあるがんで、現在11人に1人の割合で罹患すると言われていますが(国立がん研究センター調べ)、早期で発見できれば5年生存率は90%以上です。視触診では見つけにくい早期の乳がんも発見することができるため、厚生労働省では40歳以上で2年に一回の乳がん検診を呼びかけています。
マンモグラフィの撮影および読影は、検査機器の性能や医師の技量に左右されますが、足助病院では女性のマンモグラフィ撮影認定技師が撮影・読影補助を行い、マンモグラフィ読影認定医師がダブルチェック(二重読影)をしています。



5Mマンモ読影端末(東洋テクニカ製|Mammo Read Viewer)
マンモグラフィ装置(シーメンス製|MAMMOMAT 1000Nova)

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※検査時の注意事項

● 以下の方は検査を受けることができません
・VPシャントを埋め込んでいる
・心臓ペースメーカーを体内に埋め込んでいる
・豊胸手術をしている

着脱衣については放射線技師の指示に従ってください。

● 痛み軽減のアドバイス
月経前は乳房が張っており、痛みが強くなってしまうことがあるため、避けられるのであれば時期をずらすと良いです。リラックスして検査を受けるだけでも、痛みは和らぎます。

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・X線TV室

X線を用いて、レントゲン画像を動画としてリアルタイムに観察することができます。当院では胃のバリウム検査や、骨密度検査、内視鏡的処置など様々な検査・治療を行っています。

X線TV装置(島津製|SONIALVISION G4)


・当院で行われる主な検査

● 胃十二指腸(バリウム)検査
発泡剤(炭酸)で胃を膨らまし、バリウム(造影剤)を飲んだ状態で胃を撮影していきます。食道・胃・十二指腸を確認しポリープ、隆起、陥凹、潰瘍などを確認することができます。

● 骨密度検査(SONIALVISION G4のみ)
 骨粗しょう症の診断の為の骨密度を測定します。骨折のリスクをよく反映する部位であるため足助病院では腰椎と股関節(大腿骨頚部)で測定を行います。骨粗しょう症診断のガイドラインでも腰椎と股関節(大腿骨頚部)の測定が推奨されています。

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X線TV装置(Canon製|Drex-2X/80/S2)

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骨密度検査 解析画面

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お渡しする結果用紙

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・医療被ばく相談

・医療被ばくとは?
(1) 放射線診断(治療)を受ける患者の被ばく
(2) 放射線診断を受ける患者を介助する家族などの個人が承知の上で自発的に受ける被ばく
(3) 医学関連の研究で志願者(ボランティア)が受ける被ばく
*医療被ばくには患者が受ける利益が存在するため線量限度がありません。

私たちが相談を受けた被ばく相談の一例を紹介します

一般撮影で多い被ばく相談
Q1. つい最近もレントゲン撮影を撮りました、体への影響が心配です。

A1.                                   
放射線の影響が身体に現れる放射線量はおよそ100mSvからと言われています。足助病院の一般撮影で使用している放射線量はおよそ、胸部:0.038mSv、腹部:0.428mSv なので身体への影響はほぼ無いと考えられます。また、放射線の影響は時間が経つにつれて修復されるため、日を跨いだ放射線の影響はないと考えられます。

表1 主な部位の実効線量(一般撮影)

部位  年齢  実効線量 [mSv]

胸部    成人       0.038
   5歳       0.020
   3歳       0.022
   0歳       0.012
腹部    成人       0.428
   5歳        0.082
   3歳      0.059
0歳 0.032
股関節 乳幼児 0.007

● CT検査で多い被ばく相談
Q2. CTの検査は放射線被ばくが多いと聞いて心配です。

A2.                                   
放射線の影響が身体に現れる放射線量はおよそ100mSvからと言われています。確かにCT検査は足助病院の検査の中では最も被ばくする可能性のある検査です。しかし、足助病院で使用している放射線量はおよそ、頭部:1.82mSv、胸部:7.91mSv、腹部:12.27mSvなので身体への影響はほぼ無いと考えられます。

部位 年齢 実効線量 [mSv]

頭部 成人 1.82
10歳 1.52
5歳 1.88
0歳 2.39
胸部 成人 7.91
10歳 6.54
5歳 6.17
0歳 6.28
腹部 成人 12.27
10歳 8.08
5歳 8.45
0歳 8.13


● MRI検査で多い被ばく相談
Q3. CT検査とMRI検査は何が違うのですか?

A3.                                   
CT検査は放射線を使用するので被ばくしますが、MRIは磁石の力を利用するので被ばくしません。短時間で検査が終了するCT検査と比べると、MRI検査は長時間検査部位を静止している必要があり、うるさい音が鳴ります。患者さんの症状や疑わしい病変によって、医師の判断で検査が選択されます。


Q4. どうして大きな音が鳴るのですか?

A4.                                   
MRI検査は、強い磁場とラジオ派の作用で人体を構成している水分(水素原子)の情報を画像化しています。この際、装置に大きな力が加わり音が発生します。MRI検査の音のほとんどはこの音で一般的に綺麗な画像が得られる磁場の強い装置ほど音は大きくなります。


その他、被ばくについてわからないことがあれば、気軽にスタッフの方に尋ねてください。

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~ 被ばく相談室を開設しました ~

放射線科では、医療被ばくに関する相談や、被ばく線量の開示を受け付けています。


診療日の月曜~金曜日 13:00~16:00


放射線管理士(被ばくに関する専門資格取得者)