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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/01/11 

Vol.169  「アナログとデジタルその2」

執筆 足助病院職員

企画課長兼施設課長 日比敦郎

2021年7月6日のコラムにて、必ずしも最先端のデジタル技術を駆使することが正解ではない旨の愚見を申し上げました。
今回はそれに通ずる心温まる出来事がありましたのでご紹介いたします。

昨年のクリスマスイブの日に当院介護医療院にてコンサートを開催いたしました。コンサート自体は感染対策も含め、何度か経験しておりますので準備に困ることはありませんでしたが、この日はZoomではなくYouTubeでのLive中継に初挑戦の日でした。
事前の機材チェックも済ませ、通信テストも万全の状態でいざ本番を迎えようとしたのですが、新調した4Kカメラがまさかのオーバーヒートを起こし、急遽HD画質になってしまいました・・。
そもそもYouTubeで配信したのも、Zoomだと音質が~というご意見への対応のためでした。
そんなバタバタな状況でコンサートが始まったので、私自身も十分なパフォーマンスがお見せできませんでした(言い訳)。
後で動画を見返してみると、ボリューム調整が自動で行われてしまい、演奏レベルとは別の次元でお聞き苦しいところがあったようで、見てくださった方には申し訳ない思いです。
この辺りはしっかり勉強して、次回に活かしたいと思います。

そんなデジタルとの闘い!?を終え、後日私のところに一通の手紙が届きました。
このコンサートはもともと院内パブリックビューイング放映用に限定公開Liveでしたが、院長と事務部長の判断で、一部の方にご連絡していました。それでYouTubeにてご覧になった方からのメッセージです。

「卒業写真のギターの音色は心に染みました。時々画面越しに声をかけていただき嬉しかったです。」

・・・ありがとうございます。院長から招待が行ったようですが、なんと私あてにもわざわざ手紙を書いてくださったのです。
とても心が温まりますね。ほかの方からもE-mailでメッセージを頂き、こちらについても十分に伝わりました。この場をお借りして感謝申し上げます。
このようなお手紙をいただき、改めてアナログの素晴らしさをかみしめております・・。
もっとギターも練習しておきますね!
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