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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/11/19 

Vol.322 「山籠もり」

執筆 足助病院職員

企画室長兼事務管理室長 日比敦郎

9月上旬に休暇をいただいて、山に籠ってきました。
家族でキャンプ・・とかではなく、家族も置いて完全に一人旅です。
3泊4日で長野県茅野市山中に行ってきました。
当時、私だけ連休を取っていて妻が普通に勤務していたので、院内ではやや騒然としたそうです。
と言うことで疑惑(何の?)を払拭するための今回のコラムでもあります。

今回の旅の目的は「ギター合宿」でした。
講師はプロギタリストの松井祐貴さんです。私をフィンガースタイルの世界に引き込んでくれた方です。
※フィンガースタイルについては、こちらのコラムをご覧ください。
合宿内容は本当に合宿でした。4日間、一心不乱にギターを弾いていました。
ギターの特殊奏法の一つに「パーム」と呼ばれるものがあります。
掌から手首にかけた部位でボディを叩くことでドラムのバスドラのようなドムドム音を出しながら演奏するものです。
こちらの特訓もしていたら手首を痛めました・・
現在は軽快していますが、この痛みが少々トラウマになっており、現在もパーム奏法はモノにできておりません。
野球のパームボールも一時期トライしましたが、こちらも習得できておりません。
・・・脱線しました。

コンビニもない山中のペンションでひたすらギターを弾くのは久しぶりでとても貴重な体験でした。
人見知りな私ですが合宿仲間とも意気投合でき、毎晩のように飲んだくれて談笑することができました。
フィンガースタイルの研鑽はもちろん積めたのですが、加えて松井さんの合宿参加者に対する気配りがとても素晴らしかったです。
プロの、しかも海外ツアーなどもこなされる一流のギタリストなのでお会いするのも緊張するくらいでしたが、とても気さくな方で技術指導も丁寧でした。
ブランディングの基本なんだなと改めて気づかされました。
そんな松井さんのアレンジ曲でどうしても耳コピ(楽譜がないので耳だけで曲を練習する(コピーする)こと)できない曲があったので思い切って質問したら、「私も覚えていません笑」と言われてしまいました。
諦めていたところ、ご自身のYoutubeを見て「日比さん!思い出しました!一緒に練習しましょう!」と言っていただき、丁寧な指導で耳コピ(運指を教わっているので厳密には違いますが)することができました。どこかで披露できるといいのですが・・・

久しぶりの一人旅、帰りの車中も松井さんの曲をガンガンにかけてノリノリで帰宅したのは言うまでありません。事務部の皆様、連休ありがとうございました!
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