定例の朝の院長室での決済報告の一コマです。担当職員(職員A)が企画職員(職員B)と何やら談笑しながら訪室しました。
職員A 『院長先生、おはようございます。メール見られました?』
私 『一通りチェックしましたが、何か?』
職員B 『あー、今送ったところです。昨年、とても好評だったとのことで今年も特集でのインタビュー依頼が来ました。an.anから』
職員A 『an.anね! また、今年も載るんですね!』
昨年は、顔を紅潮させて『院長! 大変で~す!』と言っていた職員Aと『まず仕事は基本なんでも受けるけど…
ちなみに、どの、アンアンだい?』と少々、戸惑いながら反応した私でしたが、今年の職員達の反応は昨年ほどでもなく穏やかです。
(コラムVol.441光る校庭 & an.an ~共創編 2部作~ 参照)
昨年のan.an特集への登場は破壊力大きく院内・関係各所で皆さんの〝心を波立たせた〟はずなのですが…
流石に我が愛すべき職員たちは、医師・気象予報士・防災士のトリプルライセンスを有して自分大好きな(笑)院長の洗礼を
毎日受けているので〝慣れて〟来ているのですね。
昨年は早川先生のクローズアップ現代出演、私のan.anでもりあがったのに、私のan.an再登場への反応は穏やかなものです。
これは決して〝慣れ〟ではなく、皆の閾値が高くなったのだと思います。
慣れるを調べると、〝たびたびまたは長く経験して、何とも感じなくなる〟とあり少々、ネガティブな意味も含まれるように感じます。
しかしながら、教育や仕事の場面では慣れる⇒出来るようになる・成長する意味で使われるのです。
漢字の成り立ちを紐解けば、「慣」は「心」に関わる部首の「忄」(りっしんべん)につらぬく様子を表した「貫」が組み合わさった文字で、
〝つらぬいた考えに沿って気持ちを表す〟ので、なれる・ならわしという意味になりました。
どうです、うちの職員達、優秀でしょ!ちなみに、職員Aは『なんだあ~これを敷けば良かったんだ、スムースになりましたね。院長先生』
と悪気もなく、私のan.an初登場の記念すべき2375号:2023年11月29日発売を下敷きにご利用された方です。
(コラムVol.519 マウスパット 参照)
『うん! 過ぎたるは及ばざるがごとし』この諺 教えておこう!
2024年12月4日発売のan.an 2425号は下敷きにしないでくださいな!