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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2025/07/31 

Vol.597 「三つどもえ?」

執筆 院長 小林真哉

4月下旬の或る日の足助病院パティオでの3人の医師の会話です。
ちなみに3医師は早川先生と早川先生の同級生と私です。
3人の共通点は、各々、院長経験者であることと、皆、お年頃で健康に留意していることです。
残念ながら現役院長の私は少々ストレスが多いのかもしれませんが3人の競い合いの中での健康優良指数は最下位です。
さて、何を競っているのでしょうか? 
会話に耳を澄ませてみましょう。

私『K先生!最近の体調はどうですか?走っていますか?』
K医師『いや~ 太れないのだよね~ まだまだ寒いよ~』
早川先生がK医師の二の腕をつまみながら
『ペラペラだね~ 体脂肪率はいくつ?』
K医師『7%だよ… MBAでいくとセミアスリートかな?』
MBAとは、MBA(My Body Analyzer)の略で筋肉の質やつき方のバランスが「どれくらいアスリートの筋肉特性に近いか」を判定したものです。
以下の4タイプがあります。
【・ビギナー:運動習慣のあまり無い人や運動を始めたばかりの人
1・アマチュア:日常生活に運動を取り入れ、今の体型を維持している人
・セミアスリート:プロに近いレベルで筋肉が発達している人
・プロアスリート:活躍しているプロアスリートと同等のレベルの人】

話がまずい流れになってきました。
お二人が私の方を向いてほぼ同時に
『ちなみに院長の体脂肪率・BMI・MBAはいくつだね?どのあたりを目指しているの?』
いやいや、病院の運営方針じゃないのだから、好きにさせて!
私『いやー まだまだ改善途中ですが、現在、自作のスムージーと
筋肉トレーニングのジム通いにてボディーメイキングに取り組んでいますね~
体重は2か月で4Kgほど落としましたね、あと3Kgで目標の10%減です』
そこからは、有酸素運動を取り入れなさい、歩き方や走り方は我々に聞きなさい、俺は釣りの時に体幹を鍛えているぞ、などなどご教授を賜りました。

確かに、齢75近くになって超現役のお二人には見習うべきことが多いです。
皆それぞれに言いたいことを言うとさっとそれぞれの目的地に解散です。

この辺りは“我が道を行く”で過ごしてきた風度(コラムVol.60)でしょうか?

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