コラムVol.667で職業にかかわる接尾辞(手・士・師・家)について触れました。
その中での士がつく職業についてのネタになります。
ちなみに皆さん、士業という単語をご存じでしたか?
読みもなかなか趣深く単にしぎょうとも読めますが、さむらいぎょうとも呼ぶようです。
言葉の定義として〝士業〟は弁護士、税理士、司法書士など、国家資格に基づき高い専門性を持って法律・事務手続きなどを担う専門職の総称とあります。
元々「士」の字は江戸時代以前は、官位・俸禄を有する者・侍・軍人・学問・道徳があって尊敬すべき人物に用いられ、
明治維新後に職業名としても「士」の字が用いられるようになったそうです。
さて、今の世にはどんな士がいるのか調べてみたら、10を超える士業がありましたのでご紹介いたします。
いずれも高い専門性を持ち法律に基づいて特定の業務を独占的に行うことができる資格になります。
〇弁護士:社会生活上の事件や紛争について適切な予防・対処方法、解決策をアドバイスする法律の専門家
〇司法書士:不動産・会社・法人登記の専門家
〇行政書士:官公署への許認可等の書類作成・代理・相談のプロ
〇税理士:個人・企業の税金、確定申告書、税務相談などの専門家
〇弁理士:知的財産創出・知的財産権の取得・活用のサポートするプロ
〇社会保険労務士:労働及び社会保険に関する法令と人材に関する専門家
〇土地家屋調査士:不動産登記関する調査及び測量を行う専門家
〇海事代理士:船舶・船員に関わる言わば、海の行政書士・司法書士
〇公認会計士:組織の監査・会計・コンサルティングの専門家
〇中小企業診断士:経営課題分析・診断、改善策を提案するプロ
〇不動産鑑定士 :土地・建物の鑑定評価をする不動産のプロ
世の中には多くの資格があります。
それらの方々が社会生活を円滑に進むように尽力されているわけです。
社会生活そのものを人体に例えるとすれば、それぞれが複雑にかつ緻密に濃厚に関わりあって健康・幸福が保たれているわけです。
その人体の綻びを早期に見つけ治したり、日々のメインテナンスをするのが我々医師の責務です。
本日触れた〝士業〟の皆様は我々の〝社会のお医者さん〟でもあるのですね。