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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2026/09/10 

Vol.703 「フィジカルAI」

執筆 院長 小林真哉

『フィジカル… 今日も筋トレネタか?』
コラム愛読者の方なら少し頭によぎったかもしれませんが、今日は違います。
純粋にAIに関わるネタです。
生成AIというフレーズは最近よく耳にされることだと思います。
生成AIと表題のフィジカルAIは密接に繋がっており頭と体の関係性に似ていますが、
AIそのものが頭のイメージが強く、少々わかりにくい例えですかね。
専門家には怒られるかもしれませんが、ざっくり言うと出来上がったものがデジタルデータなのか実際に動く形になっているのかの違いで、
フィジカルAIはその時々の状況に応じた実際の動作を行うのに対し、
生成AIは学習した内容を基にコンテンツを生成することです。

詳しく言うと、生成AIでは文章や画像・音源を的確に高速で情報処理をして、我々が求める形の文章や画像・音にしてくれますが、
フィジカルAIはデジタル空間での情報提供だけではなく、現世で安全に実際の機器を動かす革新的な技術です。
現実の動作の前には繰り返される再現学習が必要となります。
自動運転や医療分野・災害現場などで今後の躍進が期待されています。

『う~む!知的労働するのが生成AIで肉体労働がフィジカルAIなのか?』
ん? 概論的にはあながち間違いではないような気がしますね。

医療・介護・福祉の現場でのAIは現実世界に接することが出来るフィジカルAIの方が実働部隊となり、
生成AIで情報を正しく処理して、様々なバリエーションをフィジカルAIが学習して現場に利益をもたらします。
AI/DXの技術革新は想像を超えていますが、
あくまでも患者さん・利用者さんそして医療関係者が主役であることは変わりません。

今後、我々は温かい医療・介護・福祉サービスを提供するために、
サービス内容を精査してどの部分をどのようにAI/DXに任せるかを見極めることが大切です。
コラムVol.149 百見は一経験にしかずで記載したようになので、いろいろと体験していきたいと勘案しています。

へき地医療拠点病院である足助病院から新しい・未来型の医療・介護・福祉サービスの開発に少しでも関われる提言をできれば、素敵です。

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